ヒメフウロ

 教会の南側の道路の擁壁の隙間から、小さいピンクの花が顔を出している。調べてみると「ヒメフウロ」という花のよう。徳島県、岐阜県、三重県、高知県では、絶滅危惧種の指定を受け、採取が禁止されている花らしい。でも、徳島・岐阜・三重・高知からは、だいぶ北に位置する福島で、そんな暖かい場所の植物が成長し、冬を越せるのだろうか?と疑問がわいて来る。「本州中部地方と四国の石灰岩地に生える」とあるので、あるいは、本来のヒメフウロではなく、外来種かもしれない。

 こんな擁壁の隙間から葉を茂らせ、可憐な花を咲かせていることに、とても励まされる。そういえば、教会の花壇に植え込みの周りに置いた仕切りのブロックの外、側溝のコンクリートとのわずかの隙間から毎年顔を出す白いチューリップがあった。だれかが、このチューリップを見るたびに、励まされると言っていたことを思い出した。

正しい人は七度倒れても、また起き上がり、悪しき者はわざわいでつまずくからだ。

旧約聖書・箴言24:16

私の敵よ、私のことで喜ぶな。私は倒れても起き上がる。私は闇の中に座しても、主が私の光だ。

旧約聖書・ミカ書7:8

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